デジタルトランスフォーメーション

ベイカレント・コンサルティングという会社の人たちが書いたデジタルトランスフォーメーションという本を読みました。これ一冊でいいんじゃない?最近のIT業界で起きていることがすべて網羅しています。デザイン思考やオープンイノベーションやリーンスタートアップ等いい感じでまとまっています。

特筆すべきはデジタル組織への転換という章でデジタル戦略を支える組織の在り方が何パターンか紹介されていることです。今までSE崩壊だのIT部門飛ばしだの言ってましたが、そんな後ろ向きのことは一切書かず(考慮せず)一気にあるべき姿であるデジタル戦略組織はこうだ!と言い切っているのがいいです。まあコンサルの人たちの書いた本なのであるべき論から入れるのかもしれませんが、やはりそれはそれですっきりします。データを利用したサービスを作るあるいは作れる組織を作るにはバイブル的な本になると思います。よくまとまってて何度も読み返そうと思います。

IoTとSIヤーその2

以前もこのタイトルで記事を書きましたが、SIヤーがIoTを支援しようとすると従来型のウォータフォール型で仕事をしないでPOCの段階からユーザとサービスを共創することのできる業者じゃないと対応できないと思う。従来のSIヤーには以下の枠組みの中でしか動けない。

  • システム発注と受注(という関係)
  • 事業・サービスの成果と切り離された価格設定
  • 顧客が要件定義

もしかしたら開発の内製化というトレンドが出てくるかもしれないし、そこにビジネスチャンスがある気がしてきた。

個人情報保護士

以前から企業では、個人情報保護やらセキュリティの問題は話題になりますが、今年からマイナンバーの運用も始まり、ますますセキュリティには気を付けないといけないという風潮です。先日(9/11)個人情報保護士試験を受けてきたので、合格してたらシステム監査以外にもセキュリティコンサルも今後は企業の相談に乗れるように準備しておきます。

IoTとSIヤー

IoTで私が気になっているのは、これでSIヤーはどのような影響を受けるの?という点です。今までSIヤーは、ユーザ企業の情報システム部にアプローチしていましたが、このIoTに関してはユーザ企業のどの部署にアプローチすればいいのか?という問題です。たぶんIoTに関しては、事業部主体で話が進むのでSIヤーは事業部にアプローチせざるを得ず、いわゆる「情シス飛ばし」が否応なしに現実化するのではないでしょうか?そしてこの場合に言っているSIヤーは今までのウォータフォール的なSIヤーではなくPOC(Proof Of Concept)をしてくれるアジャイルなSIヤーです。

2つの組み合わせが考えられます。この2つの組み合わせは、名称は同じでもやってることはまるで異なり、まるで水と油のように混ざらない体質です。無理に統合しようとすると余計混乱するでしょう。

  • 基幹システムを保守するSIヤーと旧来からの体質のユーザ企業の情報システム部門
  • POCから作業するSIヤーとサービス開発を視野に入れたユーザ企業の情報システム部門

どちらも現時点では必要な仕事なので当分は共存していくんじゃないかな。。

 

インダストリー4.0 vs インダストリアル・インターネット

IoTではインダストリー4.0とインダストリアル・インターネットという言葉がでてきますが、私なりの理解を..

インダストリー4.0はドイツ発の製造業の改革で製造業中小企業間のプラットフォームを目指している。インダストリアル・インターネットはGEが旗を振っている顧客への価値提供革新の仕組みをIoTを利用して提供しようとする試みのようです。どうもインダストリー4.0は企業間の協業が必要なので政府主導の強いリーダシップが必要な印象があります。日本ではどちらが普及していくのでしょうか?インダストリアル・インターネットの方が実現しやすいのでは?と感じています。動向には注意が必要です。

 

IoTとビジネス

IoTが最近のトレンドなので少し勉強していきたいと思っています。要素技術としてはセンサーとかネットワークとかクラウドとかビックデータとか、複数の新しい技術の集合体でなかなかとらえどころがなく製造業も詳しくないので難しいと感じていますが、どうもこのIoTって最終的に集まってきた多量のデータを分析してなにがしかの意思決定するところが肝の様です。つまり分析ノウハウのある人間や人工知能があって付加価値が出るもののようなのです。自分としてはそれぞれの要素技術にはどんなものがあって、分析結果を利用して下した意思決定で、ビジネスがどう変わるかを中心に調べていこうと思っています。

こころの定年

「こころの定年」を乗り越えろ 楠木新 という本を読みました。この本によるとどうも実年齢の定年(60歳)を迎える前にたいていのサラリーマンは何かしら組織で働くということに限界を感じ「こころの定年」を迎えるらしい。たしかに私の場合も50歳くらいからこのままでいいのかな?とか思っていた節はありますね。この本の中で、

社会とつながる力=X(自分の得意技)*Y(社会の要請・他人のニーズ)

という方程式みたいなのが出てくるのですが、これは気になる。ここで社会とつながる力というのは、サラリーマンが独立してフリーランスとしてはたらく力と言い換えると

フリーランスとして働く力=X(自分の得意技)*Y(社会の要請・他人のニーズ)

となりますが、サラリーマンは組織の中の歯車になり下がっているため社会の要請や他人のニーズがわからず独立してもうまく行かないというのです。

私が思うにXの方も問題が...自分の得意技も今じゃ古くて使いものにならないので、ニーズのある得意技を再構築するところからはじめないといけなくなりそうです。

会社じゃイノベーションは起きない?

先日、日比谷図書館でやってた「HIBIYA イノベーション キャンパス 2016」というセミナーに参加してみたのですが、その中で会社しばりだと、バイアスがかかりイノベーションは起きないみたいなことを言っていました。なるほどと思いますね。会社だとすぐのROIだの事業計画だのとか求めるので、遊びがないですから。。遊びというと少し語弊がありますが、探索がないとだめらしいです。要は、おもしろそうだからやってみるとか失敗しても気にしないで次に進むとかの態度じゃないとだめらしいです。

また、デザイナーなる人が講師だったので強調したのかもしれませんが、BRANDが重要で、価値をどのように世の中に出すのかが重要ともいってました。1つのものに対してどのように価値を感じるかで、顧客は出現する。言い換えるとたとえ1つのものでも、言い方や考え方で値段(顧客が感じた価値)が変わるということでしょうか?これは、イノベーティブなものを作らなくても。コモディティなものも、別な考え方や物の見方が受け入れられれば、全体としてはイノベーティブなものになるんだなと、妙に感心しました。

そんな例は、過去にありそうです。まとめておくといいかもしれません。

システムを再構築しても業務改革はできないぞ

5年に1度とか10年に1度システムは保守期間切れで機器の入れ替えをする必要があります。その時ついでに業務アプリケーションの見直しをして、ついでに業務改革もしたら?という誘惑にかられます。ですが経験的にこれは全部を同時に手を付けるのは、やめといたほうがいいでしょう。

たとえるのなら、手術で開腹するのでついでに他の悪い病気の箇所も全部一挙に手術してしまえみたいな乱暴な話です。患者さんの体力がもちません。機器の変更がない時に、業務アプリケーションの見直しをやった方が安全です。さらに言うと業務アプリが古いからという理由で刷新しなきゃという考えは捨てたほうがいいです。ちゃんと動いているし、古い作り込んだ業務アプリはコテコテに作り込んでいますから、そのままにして、業務アプリの周辺部にアジャイルな開発手法のアプリを増築しておけばいいでしょう。

まあ中小企業なら今あるシステムをSaaSで入れ替えみたいなことで業務のやり方も変わってしまうのでそんな場合は上記のような面倒なことは考えなくていいと思います。そう思うと中小企業の方が変化に柔軟に対応できて有利です。

 

1億総バッタ時代

1億総バッタ時代 有本周平著 という本が面白いので紹介します。表紙のバッタがスターバックスを連想させ、かわいいです。今のサラリーマンはバッタみたいに虫かごに入っているので飛び出そうと言う趣旨の本なんですが、飛び出してまあネットビジネスしましょうというストーリになっています。ネットビジネスをする際のWEBマーケティング的なことががわかりやすく書いてて参考になりました。