企画が通らない

日頃、企画なるものを作っても、関係各部署の協力が得られず没になること多いです。戦略を語る本にはやれフレームワークだの、ビジネスモデルだの、ベストプラクティスだの紹介されてますが、そんな論理的で事でない理由で、企画が通らないことってよくあります。

そんな時、読んだのが「外資系コンサルタントの企画力」っていう本(金巻隆一)これは地味なこと言っていますが、ほんと納得します。組織には感情があるってことやそもそも企画するってどうゆうこと?なんてことが説明されています。特に企画通すコツはその内容を練るよりも 周囲を説得する局面でのものの方が多いと言っています。そのとおり!フレームワークやビジネスモデルより、いかにすれば周囲の協力を得ることができるかのノウハウがより重要だと強く思います。

個人情報保護監査人認定講習会

本日は、個人情報保護士対象の個人情報保護監査人認定講習会をうけてきました。やや高額な講習会だとは思うが、内容はよかった。特に監査的な見方が為になった。私はシステム監査(IPA)の資格も持っているが、監査的な見方というのはすこし情報システム部の人の視点とも違うし、業務の人の視点とも違います。講師は実務経験が豊富な方で、体験を交えて説明していただき大変参考になった。

まあ、監査っていう人は、あらさがし的な意地悪い人間が向いているかもしれないと思うと、私は意外と適任なのかもしれない。(笑)

Adwords

リスティング広告で顧客誘導したいなと思って、Adwordsを導入してみようと思います。結構いろいろツールでキーワード設定しないといけないので、面倒です。中小企業の人はどうしてんでしょうね?誰かに頼んでるんでしょうね、いや~面倒だわ。

顧客の支払い意欲(WTP)

最近よんだ本に、顧客の支払い意欲(WTP)という言葉が出てきた。物やサービスの値段は、顧客の支払い意欲(willingness To Pay)とコストの間で決まることになる。言い換えるとWTPとコストの差をお客とサービス提供者で取り合うらしい。正常な状態なら価格はWTPとコストの間のどこかできまることになります。

で、思うにこれはWTP>コストが成り立っていればの話です。SIヤーの提供するサービスは、すでにWTP<コストになってんじゃない?もうこれではビジネスは成り立たず、どうやってもお客は不満感を持ち、いわゆるSIヤー崩壊状態です。

面白いのはこのWTPって、意欲つまり心理的なものなんですね。つまり一定の定量的なものじゃない。感覚的なものだし心情的なもの。気に入った営業の提案するWTPは高いが、気にいらない営業が提案するWTPは低いわ。

コストはまあクラウド利用すると、限界まで安くなるでしょう。最後にゃ無料になりそう。今のうちからどうやってWTPを上げるかについて考えたほうがよさそうだ。。。

個人情報保護監査人認定講習会

個人情報保護士に合格したので、個人情報保護監査人認定講習会にも申し込んでしまいました。最近は何やらこうゆう上級の試験が用意されていて大変ですが、まあ本で読んだ知識だけだとよくないなと思っていたので、受けることにしました。

実際の監査に役立つ講習会のようではあります。。

個人情報保護士合格

本日第44回個人情報保護士認定試験の発表があり、無事合格してました。なにはともあれ、ほっとしました。最近、マイナンバーがらみの話も企業内でありますので注意点がわかるように勉強したのです。いまいち実践的でないので、個人情報保護監査人認定講習会を受けてみようと思っているのですが、最近の資格って入門、中級、上級みたいな感じでステップアップ感があってそれはそれでいいのですが、なんかトータルするとお金かかる仕組みみたいで、何となく仕組まれてる感じで苦笑いするしかないです。

デジタルトランスフォーメーション

ベイカレント・コンサルティングという会社の人たちが書いたデジタルトランスフォーメーションという本を読みました。これ一冊でいいんじゃない?最近のIT業界で起きていることがすべて網羅しています。デザイン思考やオープンイノベーションやリーンスタートアップ等いい感じでまとまっています。

特筆すべきはデジタル組織への転換という章でデジタル戦略を支える組織の在り方が何パターンか紹介されていることです。今までSE崩壊だのIT部門飛ばしだの言ってましたが、そんな後ろ向きのことは一切書かず(考慮せず)一気にあるべき姿であるデジタル戦略組織はこうだ!と言い切っているのがいいです。まあコンサルの人たちの書いた本なのであるべき論から入れるのかもしれませんが、やはりそれはそれですっきりします。データを利用したサービスを作るあるいは作れる組織を作るにはバイブル的な本になると思います。よくまとまってて何度も読み返そうと思います。

IoTとSIヤーその2

以前もこのタイトルで記事を書きましたが、SIヤーがIoTを支援しようとすると従来型のウォータフォール型で仕事をしないでPOCの段階からユーザとサービスを共創することのできる業者じゃないと対応できないと思う。従来のSIヤーには以下の枠組みの中でしか動けない。

  • システム発注と受注(という関係)
  • 事業・サービスの成果と切り離された価格設定
  • 顧客が要件定義

もしかしたら開発の内製化というトレンドが出てくるかもしれないし、そこにビジネスチャンスがある気がしてきた。

個人情報保護士

以前から企業では、個人情報保護やらセキュリティの問題は話題になりますが、今年からマイナンバーの運用も始まり、ますますセキュリティには気を付けないといけないという風潮です。先日(9/11)個人情報保護士試験を受けてきたので、合格してたらシステム監査以外にもセキュリティコンサルも今後は企業の相談に乗れるように準備しておきます。

IoTとSIヤー

IoTで私が気になっているのは、これでSIヤーはどのような影響を受けるの?という点です。今までSIヤーは、ユーザ企業の情報システム部にアプローチしていましたが、このIoTに関してはユーザ企業のどの部署にアプローチすればいいのか?という問題です。たぶんIoTに関しては、事業部主体で話が進むのでSIヤーは事業部にアプローチせざるを得ず、いわゆる「情シス飛ばし」が否応なしに現実化するのではないでしょうか?そしてこの場合に言っているSIヤーは今までのウォータフォール的なSIヤーではなくPOC(Proof Of Concept)をしてくれるアジャイルなSIヤーです。

2つの組み合わせが考えられます。この2つの組み合わせは、名称は同じでもやってることはまるで異なり、まるで水と油のように混ざらない体質です。無理に統合しようとすると余計混乱するでしょう。

  • 基幹システムを保守するSIヤーと旧来からの体質のユーザ企業の情報システム部門
  • POCから作業するSIヤーとサービス開発を視野に入れたユーザ企業の情報システム部門

どちらも現時点では必要な仕事なので当分は共存していくんじゃないかな。。