韓流ドラマ 世界的ヒットの秘密

韓流ドラマが好きで結構見てますが、この間NHKで韓流ドラマのヒットの秘密みたいなのをやっててなかなか面白かった。ヒットの秘密は、

1.多産多死のビジネスモデル 監督、脚本家をいろいろ組み合わせて、生物進化のように多数で多様なドラマの中から選別していいドラマを選んでいる。

2.評価基準をちゃんと決めている。例えば、今の時代このストーリーが受け入れられるか?人が何に感動し、悲しむか?今は学問の世界で扱う社会問題を扱う。

3.コンテンツ主体のビジネスモデルにしている。制作会社は下請けでない、日本のIT業界も下請け構造のままだといいものはできないよね。

4.ウェブトゥーン オリジナルのウェブアニメを自由に変更することを可能にしている。IT業界でいうオープンソースです。

これじゃ日本のドラマは勝てないなと。。そのままIT業界でも適用できそうです。ちなみに私の好きなドラマは、「私の解放日誌」、「私のおじさん」、「六本木クラス」等です。

 

 

NFTが変えるデジタルコンテンツの未来

ITコーディネータという資格の研修で、「NFTが変えるデジタルコンテンツの未来」というのを受けました。

最近はやりのWEB3関係の内容ですが、定年後に時間ができたら遊びでいろいろ試してみたいなと思います。いまだ法的な整備が必要なようですが、理解するには習うより慣れろで何か自分で買ってみることでしょうね。いろいろ試したいと思います。

ベイビーブローカー

映画ベイビーブローカーを見ました。よかったです。もう一度見に行こうかな。

是枝裕和監督の、家族を考えさせる映画ですが特にソンガンホとIUの列車での会話が印象に残っています。

少し趣は異なりますが、小津安二郎の東京物語を思いだします。

私の解放日誌 

Netflixの韓ドラ「私の解放日誌」が終了してしまいました。結構気に入ってたドラマなんでロス感があります。主人公のミジョンは最後に解放されてよかったです。最後にみせたあの笑顔は解放されたんでしょう。で、何から解放されたの?というのが考えさせられるところです。以下私の感想ですが。。。

キラキラした人生でない平凡な毎日を送っているミジョンは、「自分探しして、自己実現する」的な考えに違和感を持っていたが、最終的に今や定番となったそんな新自由主義的な考えでなくてもいいと気が付いたんだと思います。そんな他人の考えに縛られていた自分からの解放です。よかった。

同じ脚本家の、マイ・ディアミスター(私のおじさん)もお薦めです。

 

Dark Horse

DarkHorse という本を読んでえらく感激しました。この本には、vucaな時代をどうやって生き抜くかの指針と共にちょっと泣かせる話も出てきて、ためになった!

クララとお日さま

カズオ・イシグロの「クララとお日さま」を読みましたが、よかった。

題材もAIロボット、格差社会、遺伝子操作とか今時でおおきなテーマを読者に投げかけている。特に合理的であるAIロボットであるクララが、非合理的な人間を理解していく過程が、逆に人間って何?と考えさせられます。

現在の格差社会っていうのは、所得の大小にかかわる格差で、まあ3世代もたてば解消されていくかもしれないが、遺伝子操作による人間の能力が累積されていく格差の場合、サピエンスの分断が起き、遺伝子操作により、環境により適した人間が繁栄をきわめる可能性があると想像すると、恐ろしい。逆に分断されたサピエンスの時代では、唯一論理的(倫理的)判断ができるのは、クララのようにAIロボっトである可能性すらある。

是枝裕和が帯にコメント寄せていますが、ぜひとも映画化をしてほしい本です。

占い師セミナー

本日は、占い師セミナー(お客様に喜ばれる占い師になる!)といセミナーに参加してきました。

占い師って意外とコンサルタントと共通点があって、コンサルタントのセミナーとして聞いてもためになります。その中で面白いたとえ話が出ました。

女の子が、「運命の椅子」を占い師に聞くのですが、複数の占い師に聞いてもしっくりこない。実際はその女の子のパンツが濡れているのがしっくりこない原因なので、本当の占い師はその真因をちゃんと見てガイドしてあげなきゃいけない。クライアントは真因を言わない。言っていることは無視していい。この女の子は、占いジプシー(自分にぴったりするアドバイスを求めて占い師を求めてさまよう人?)になる。

これIT系のコンサルにも当てはまります。で、たいていコンサルは、お客が言ってる表面的な問題を課題まで抽象化しないまま場当たり的な回答をソリューションと称して提案しているケースがありますよね。

占い師としてのアプローチが、中小企業のITコンサルには有効な気がしてます。

KPI

ITコーディネータの研修で、KPIの基礎知識という研修受けてきました。まとめると

1.CSFの重要性

GOALー>KGIー>KPIを作ったので頑張りましょうではうまくいかない。

GOAL->KGIー>CSF->KPI です。重要なのはCSFをよく考えること。KPIは、CSFがどれだけうまくいっているかを知るための指標である。

2.CSFの因数分解

CSFの考え方としては、1つのプロセスを細かい要素に因数分解して、その要素の中で現場で変えられるものは?最も効果的なものは?と絞り込んで、そこを改善するようにする。絞り込むことなしに全方位的にあれもこれもと手を出すとわけがわからなくなる。1つの施策をやり切って効果を見ること。

3.多産多死のアプローチ

こうできるには、1つの施策の結果を短い期間で出すように工夫すること。どの施策が効果があるかは不確定な要素が入るので多産多死的なアプローチになるのだが、全方位的に手を出し1つでもうまくいけばいいという闇雲的なアプローチよりも、1つの施策をやり抜いてきちんと振り返ったほうがいい。きっとこのほうが仮説検証的な経験値ができて確度が高まるんでしょうね。

短時間の研修のわりに有益でした。