IoT検定に備えて、IoTの知識を深堀していますが、IoTビジネス入門&実践講座という本を読んでのIoTビジネスへの感想です。
IoTビジネスは、単に製品に安価なセンサーを付けてインターネットにつなげればいいという、今までのビジネスを延長するというアプローチでは、失敗する(拡張性がない)感じがします。以下の2点がビジネスを進めていく上での、留意点です。
1.コーディネータが必要。 1社でセンサー、クラウド、AIすべてをまかなうことは無理で、できるとすると大企業しかできず、大企業ではアジャイルに動くことができずプロジェクトが進まない。やはりコーディネータが必要です。プロジェクト内にはいろんなプレーヤーが登場してくるが、自分がどのような立ち位置でプロジェクトに参加するかの自覚が必要です。IoTビジネス 入門&実践講座ではオーガナイザーという言葉を使っていますが、この役をITコーディネータができるようになるのが理想です。
2.ビジネスモデルが変わる。 ビジネスモデルキャンパスでビジネスモデルを説明するとIoT導入でかなり、IoT独自の変化がある。たとえば、センサーを埋め込んだ製品自体がチャネルになったり、人工知能でサービスをパーソナライズして顧客との関係を密なものにすると言った変化です。
IoTビジネスに関しては、この本だけでよさそうです。