「こころの定年」を乗り越えろ 楠木新 という本を読みました。この本によるとどうも実年齢の定年(60歳)を迎える前にたいていのサラリーマンは何かしら組織で働くということに限界を感じ「こころの定年」を迎えるらしい。たしかに私の場合も50歳くらいからこのままでいいのかな?とか思っていた節はありますね。この本の中で、

社会とつながる力=X(自分の得意技)*Y(社会の要請・他人のニーズ)

という方程式みたいなのが出てくるのですが、これは気になる。ここで社会とつながる力というのは、サラリーマンが独立してフリーランスとしてはたらく力と言い換えると

フリーランスとして働く力=X(自分の得意技)*Y(社会の要請・他人のニーズ)

となりますが、サラリーマンは組織の中の歯車になり下がっているため社会の要請や他人のニーズがわからず独立してもうまく行かないというのです。

私が思うにXの方も問題が...自分の得意技も今じゃ古くて使いものにならないので、ニーズのある得意技を再構築するところからはじめないといけなくなりそうです。