以下のことを心にとめて。。

(1)今後のシステムはウォータフォール型で作らず、クラウドファーストをIT戦略とする認識を持つこと。時代遅れの誤ったシステムをさらに改修してお金をかけないこと。

(2)業務知識がなくなっており、要件定義ができないため改修フェーズにおいては存在価値はなくなる。しかしながら改修フェーズでの仕事は今後は増えることはなく又ウォータフォール型の仕事の進め方であるため、将来性はない。業務改革の要素がない作業は、必要悪として最小限にとどめておくこと。必要悪と今後のIT戦略という区別ができていること。

(3)業者の特徴を見極め、どのフェーズではどの業者を使えばいいかという目利きができることが重要である。

(4)業務改革を伴うシステム改修ではクラウドファーストとし、既存システムとはデータ連携で対応するようにする。また既存システム改修業者には、業務改革的なコンサル力はないと考えた方が良い。既存システム改修業者に相談していると、既存システムの上にさらに同様なウォータフォール型システムを構築してしまうことになる。