経済産業省推奨資格に「ITコーディネータ」というものがあります。特定非営利活動法人「ITコーディネータ協会」が運営していますが、以下がITコーディネータ(ITC)定義となっています。

「ITコーディネータ(ITC)は、企業存続や組織の成長のために、変革構想立案からシステム導入・評価改善までを一貫して推進・支援し、IT経営とDXを実現するプロフェッショナル人材です。」

日本企業の生産性の低さが話題になって久しいですが、これはまさにITコーディネータが解決するべき内容です。大企業では、コンサルタントを利用するリソースがありますが、多数の中小企業では高額なコンサルタントや内製でコンサルタント的な人材を育成するのは困難であるのが現状ではないでしょうか?

ITCの業務は、、経営コンサル的な要素とITコンサル的な要素の2つの業務が対象範囲であり少しわかりにくくなっていますが、私はITコンサル的な業務を対象にしています。具体的に言うと、システムの要件定義と調達(RFP)業務を対象にしています。

ご参考までに上記のシステムの要件定義と調達(RFP)業務は、「ITコーディネータ協会」がまとめたPGL4.0という資料では、プロセス3とプロセス4に該当しています。