最近よんだ本に、顧客の支払い意欲(WTP)という言葉が出てきた。物やサービスの値段は、顧客の支払い意欲(willingness To Pay)とコストの間で決まることになる。言い換えるとWTPとコストの差をお客とサービス提供者で取り合うらしい。正常な状態なら価格はWTPとコストの間のどこかできまることになります。

で、思うにこれはWTP>コストが成り立っていればの話です。SIヤーの提供するサービスは、すでにWTP<コストになってんじゃない?もうこれではビジネスは成り立たず、どうやってもお客は不満感を持ち、いわゆるSIヤー崩壊状態です。

面白いのはこのWTPって、意欲つまり心理的なものなんですね。つまり一定の定量的なものじゃない。感覚的なものだし心情的なもの。気に入った営業の提案するWTPは高いが、気にいらない営業が提案するWTPは低いわ。

コストはまあクラウド利用すると、限界まで安くなるでしょう。最後にゃ無料になりそう。今のうちからどうやってWTPを上げるかについて考えたほうがよさそうだ。。。