システム監査する際、規定の整備状況を確認し、その準拠性を監査するという監査(セキュリティ監査等)は簡単ですが、システムの効率性・合理性の監査や業務刷新を含む監査は難しいと思っておりましたが、今回少しまとめてみました。

業務系の変更がシステム系の変更に優先している。言い換えると、業務系の変更を満たすためにシステム系を変更するということがあり得る。システム系の変更だけでは、変更の費用対効果は限られたものである。

【業務系】

  • 業務刷新(BPR)を行うかどうかは、削減業務量をだし損益分岐点分析の上で費用対効果を考慮すると同時に、各施策の実行可能性を、システム、組織、人の視点から考慮し個々の施策の実際の実施を検討する。この際、新サービスのための費用は出るが、効果を金額で表すことは難しいが、最後には経営的判断となるので、あまり気にしなくていい。

【システム系】ハード+業務アプリ

  • (ハードのみ)過剰なシステム構成になっていないか調査し、システムの最適化は行う。(コスト削減)
  • 業務アプリの修正を伴うシステム変更は、価格に大きくかかわる為、オプション的なシステム刷新案となる。たいてい漸進型、部分再構築型、全面再構築型の3パターンから損益分岐点分析の上で費用対効果を考慮し1パターンを選ぶこととなる。

だいたい、こんなところでしょうか。。